モジュール?
モジュールとは、英単語で「機能単位、交換可能な構成部分」という意味があることからも想像できるように、色々な関数を一つにまとめて使いやすくしたものです。
例えば、足し算を行う関数plus()があったとします。
この関数をphp言語を使って開発する度に何度も何度も使用したい場合があると思います。
そうすると、毎回ファイルにこの関数の中身を記述するのは大きい関数になればなるほど面倒になります。
そこでモジュールです。
モジュールをインストールすることで、関数を定義することなくデフォルトで使用することができるようになります。
こうした作業の効率化を測るためにモジュールがあります。
モジュールは、いろいろな人が作成したものがあったり、自分で作ることもできます。
自分の用途に合わせてインストールすることで作業効率を上げ、スムーズに開発を行うことができます。
PECL
PHPモジュールの中でも有名なのはPECL(ピックル)です。
PECLとは「The PHP Extension Code Library」の略で、PHPで利用できるモジュール(拡張ライブラリ、又はパッケージともいう)を提供するサービスの名称です。
PECLで提供されるモジュールはC言語で記述されているためPHPで記述されたものよりも高速で動く為、多くの人が利用しています。
PECLを使うのにはPEAR「PHP Extension and Application Repository」と呼ばれる似たようなサービスを使用できることが前提となりますが、PHP4、PHP5では同梱するようになったので問題ないでしょう。
もし、ビルドオプションで指定せずインストールしなかった場合でも後からインストールすることができます。
モジュールの紹介
PECLのモジュールをいくつか紹介します。
●APC
PHPの処理の一部をキャッシングし、処理効率を向上しパフォーマンスを上げるための様々な関数をしようすることができる。
●SQLite
SQLiteライブラリを用いて別途データベースサーバーを用意しなくてもSQLを用いたリレーショナルデータベースを利用するための様々な関数を使用することができる。
SQLite自体はそもそも単なるライブラリで、データベースをファイルで持ち、SQLにてファイルを直接操作することになります。
そのため別途データベースサーバーを必要としません。
また、多くの基本的なSQLを利用することができます。
●tidy
HTMLに関する様々な関数を使用することができる。
●mailparse
メールに関する様々な関数を使用することができる。
●apd
PHPスクリプトのプロファイリングを行うための様々な関数を使用することができる。
apdを利用することでPHPスクリプトのパフォーマンスのボトルネックを容易に調査することができる。
●bcompiler
PHPコマンドを用いないPHPスクリプトをコマンド化し、単体で実行するコマンドを生成するための様々な関数を使用することができる。
●Xdebug
PHPのエラーが発生した時に関数の呼び出しをトレースしたり、再起を無限に行ってしまったときに対処をするための様々な関数を使用することができる。